・人口減少社会の中で住宅会社が生き残るカギは、中古住宅・リフォームに
・北海道旭川市の石山工務店では、新築OBのアフターフォローを強化
・四国のアドバンスでは、小工事と大工事の中価格帯の提案に注力する
7月10日に総務省が発表した「人口動態調査」によると、今年1月1日時点の国内人口は10年連続前年割れとなった。都道府県別では東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)と沖縄を除いたすべてのエリアがマイナスだ。この人口減少社会の中で、住宅会社はどう生き残るのか。カギはリフォーム、中古住宅流通にある。
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「買取再販」も収益源に
北海道第2の都市、旭川市。人口33万5000人のこの都市では、毎年3000人弱ペースで人口が減っている。新築をこれ以上伸ばすのは難しいと危機感を募らせているのが地元のトップビルダー、石山工務店の石山実社長だ。同社はこの商圏で年間80戸の新築を手掛け、年商は26億円にもなるが、それでも先行きの不透明さに焦りはある。

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