売り上げ予測値との乖離をなくす
5%あれば良いほうと言われるリフォーム会社の営業利益率。営業利益率が2~3%という会社も少なくない。これまで工務店やリフォーム会社の財務を数多く手がけてきた御堂筋税理士法人(大阪府大阪市)は、「財務管理の強化によって経常利益率7%は達成できる」と話す。
100万円以上の差は深刻
「利益の蓄積がないとリノベーションへの投資もできない。中小のリフォーム会社にとって経常利益率7%以上は、これからの時代を生き抜く上での条件です」と才木正之代表社員は断言する。危機感を覚えるべきラインとして挙げたのは、「経常利益率5%以下」「決算3カ月前の予測値と決算終了後の数値の乖離」の二つ。売上規模3億円の会社の場合、予測値と実際の数値に100万円単位の差があれば財務管理が深刻な状況と考えるべきだという。

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