新たに設計職と営業職が対象
50歳以上のシニア世代の人材紹介サービスを展開するシニアジョブ(東京都新宿区)は、建設業界向けのサービス拡充を進めている。昨年11月27日には設計職、12月4日には営業職の派遣・転職支援サービスを開始した。
派遣社員として派遣するケースと、求人企業へ転職希望者を紹介するケースがある。
これまで建設業界において取り扱ってきたのは、主に施工管理職の紹介。ニーズは高く、12月3日時点で約2000件もの求人情報を抱えている。一方、求職者からの応募は毎月約450件。これらのうち、リフォームに関連するものは2割ほどだ。
リフォーム会社やハウスメーカー、建築士事務所との取引が増える中、即戦力として見込める経験・実績が豊富なシニア世代の建築士や営業職の紹介を求める声が多く寄せられていた。これを受けて、紹介する職種の拡大に踏み切った。
「求職者へのアンケートによると、2~3割の方が生涯現役を望んでいます。一方で、建設業界の人手不足は深刻化すると思われるのでシニア人材のニーズはますます高まるはず」と営業部統括の笠井竜生氏は話す。

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