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セカイエ、リフォームECで年商30億円

セカイエ、リフォームECで年商30億円

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工事契約までサイト上で完結

 年間約30億円を売り上げるリフォームのECサイト「リノコ」を運営しているのがセカイエだ(東京都港区)。EC化が難しいといわれるリフォーム事業で、2012年の立ち上げから結果を出し続けている「リノコ」がユーザーに支持されている理由を髙間舘紘平社長に聞いた。

リノコサイト画面

サイト上だけで情報収集から依頼まで

 「リノコ」の特徴は2つ。1つは、リフォームに関する情報収集、見積もり作成や工事の依頼を1つのサイトで完結できる点。例えば、見積もりのシミュレーション。この時点で必要なのは、メールアドレスと電話番号のみ。匿名で利用できるようにすることで、ユーザーにとっての敷居を下げている。

 使い方は3ステップ。まず、キッチンやトイレ、クロス、外壁・屋根といった13に分けられた部位からリフォームしたい部位を選択する。次いで、使いたい商品を決める。商品選びは、メーカーや価格帯、I型やL字型などのタイプによって絞り込めるほか、「リノコ」のスタッフに電話で相談することもできる。あとはサイズとオプションを選ぶだけ。複数の部位の見積もりをまとめてシミュレーションすることも可能だ。

 現地調査と正式な見積もり作成の依頼は、シミュレーション機能を使う際に割り当てられるマイページから行う。無料で利用できるが、ここからは氏名や住所といった個人情報の入力が必要になる。協力業者が現地調査したうえで作成した見積もりは、セカイエのスタッフによる内容の精査を経て、ユーザーのマイページの「見積もり一覧」へ送られる。見積もりに納得がいけば、ユーザーはマイページからウェブ上だけで工事の契約を結ぶことができる。

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