ショールームに月40件の相談
2017年のショールーム開設以後、急成長を遂げたのが宮本工務店(埼玉県狭山市)だ。以前、年商8000万円だった同社はたった3年で3億円に到達した。業界未経験者でも売れる、商品と価格の分かりやすさが強みだ。
ショールームには多数の住設機器が並ぶ
60坪に住設多数展示
来場して実際に商品に触れて検討できるショールームを持っていることが同社の強みだ。60坪の店内には商品が所狭しと並んでいる。LIXILやTOTO、Panasonic、クリナップ、タカラスタンダードなどのキッチン13台、ユニットバス5台、トイレ10台、洗面化粧台8台を展示。普及価格帯から高級価格帯までバランスよく用意しており、顧客が比較検討しやすいようにしている。この展示数は近隣エリアでは最大数の展示という。
それぞれの商品には価格と工事費がセット価格で表示されており、一目で工事の総額がわかるようになっている。例えばPanasonicのシステムキッチン「Vスタイル」の戸建て用であれば、商品価格19万8000円に標準工事費20万円の合計39万8000円(税別)、大きなPOPで分かりやすく表示している。

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