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《新型肺炎》リフォーム会社に打撃、未完成のまま引き渡しも

《新型肺炎》リフォーム会社に打撃、未完成のまま引き渡しも

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「納期説明ができず苦しい」

 新型肺炎の感染拡大でリフォーム会社が大きな打撃を受けている。一部の住設機器が入荷せず完工できない状況が急増してきた。新規の営業もできず八方塞がりになっている企業もある。少しでも工事を前に進めようと未完成のまま引き渡している企業も出ている。

建材流通会社からは受注を停止している商品情報が送られてくる建材流通会社からは受注を停止している商品情報が送られてくる

 愛媛県内5拠点でリフォームを手がけるアドバンス(新居浜市)は急遽、契約中の全顧客に住設機器が仕入れられない状況を電話や文書で説明して回った。

 現在、特に困っているのがキッチンのリフォーム。IHクッキングヒーターや食器洗い乾燥機が入荷していないため、苦肉の策としてそれらの商品が入っていない未完成のまま引き渡している。「不足しているIHなどについては、手に入り次第、再工事をすることを説明した上でご了承いただいて進めています」(山下美保社長)

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