創業大正9年の老舗建具店、加藤木材工業(埼玉県飯能市)が展開する木製内窓「MOKUDUO(モクデュオ)」が好調だ。同社が製造・販売・施工する木製内窓が支持されている理由は、断熱性能や防露効果もさることながら、そのデザイン性。様々なテイストの突板を使い、フローリングや内装ドア、家具などの木目調のインテリアに色合いやデザインを合わせることができることだ。その他、建具工事店ならではのメリットが、必ず現場採寸をして邸別に図面製作して、最適な納まりを設計することだ。普及品では施工不可能な箇所でも対応可能なところだ。

オーダーメード内窓で対応
「当社はこれまで建具を造ってきましたので、その技術を活かし物件に合せて、普及品にはできない納まりも対応しております」(常務取締役 加藤禎宏氏)
たとえば、写真のようにL字に曲がった矩折りの窓には、普及品は施工できない。しかし同社の場合は、施工可能なのだ。
価格は、基本はオーダーメードだが、普及品の内窓に比べ2割高い程度。

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