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リノベーション事業を本格化高正工務店

リノベーション事業を本格化 高正工務店

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三重県を中心にリアンハウスの名称で住宅事業を展開する高正工務店(三重県津市)は2013年から本格的にリノベーション事業に取り組む。工事後に新築以上の性能を実現することで、平均2000万円という高額受注獲得を狙う。

「一般的なリノベーションは見た目や耐震性を向上しますが、あくまで修理の側面が強いと思います。私どもが考えるのは長期優良住宅の規準を楽々クリアするような、今の新築以上の性能です。そして、ワクワクするような住宅、『青春をもう1度』がテーマです」(浜口大樹取締役部長)

ワクワクする住宅を実現するため、同社はリノベーションに、建築家による設計を取り入れ、「若い時にはやりたがったができなかった」ことを住まいの中に取り入れる提案を行う。例えば、床にテラコッタタイルを敷き詰め、高級キッチンを真ん中に配置するLDKスペース--そんな暮らしが楽しくなるような住まい作りが目指す先だ。

「今の60歳は昔と違い、全く年寄りと思っていない方が多いです。特に女性の方なはエステに通うなど、皆さんお若いですよね。愛着のある住まいの場所を移ることには抵抗がありますので、リノベーションで青春を取り戻せるような住宅を提供していければと考えています」(浜口部長)

来年はリノベーションで年間3棟の受注が目標。また、不動産事業も立ち上げ、買い取り再販事業も展開する予定だ。さらに、2~3年後には同リノベーション事業のFC展開も視野に入れている。

同社の前期のリフォーム売り上げはスタッフ4名で7000万円。今後は消費税問題による、需要減も想定されることから新築事業以上に力を入れていく。

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