高まる手洗いへの関心
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、今後需要が増える可能性を持つリフォームがありそうだ。Izumida(東京都八王子市)の泉田啓一社長は、新型コロナ対策として玄関の横に手洗い器を設置したいという相談が増えていると話す。「下駄箱や収納スペースを手洗い場へとリフォームした案件などがあります。これまで約10件の問合せがきていて、特にご年配の方が多いですね」
また、LIXIL(東京都江東区)は3月に発売した手洗器やカウンター、水栓などのアイテムを自由に組み合わせられる「どこでも手洗」の反響について、ハウスメーカーやビルダーの反応は良いと話す。その理由について「手洗いの関心の高さが好調の要因の一つだと思う」(同社)という。
