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《特集:アフターコロナ》コロナ後見据えた挑戦、続々商圏を狭めて生産性高める会社も

《特集:アフターコロナ》コロナ後見据えた挑戦、続々 商圏を狭めて生産性高める会社も

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新規出店や新商材を使ったリフォーム増える

コロナウイルス後を見据え、新たなチャレンジを始める会社が増えてきている。新たな切り口の店を出すなど、未来への投資が続々と始まっている。

新ショップ「ナイソー」開店/伸内装

主力の外装リフォームに加えて、内装リフォームを新たに強化する企業がある。伸内装(神奈川県横須賀市)は、コロナ感染拡大真っ只中の3月14日に内装リフォーム専門店「ナイソー(NAISO)」をオープンしている。

伸内装がオープンした新店舗「ナイソー」伸内装がオープンした新店舗「ナイソー」

ナイソーは主にキッチンやバスなどの水まわり商品を扱う。7坪のショールームでは実際の居住空間が再現されており、利用者は施工後の暮らしを具体的にイメージすることができる。さらに施工後1~3年の保証期間を設け、竣工後のトラブルにも対応していく。

内装サービスのターゲット層は40~50代だ。集客は主に、ポスティングやホームページ、近隣営業などで行う。また、問い合わせに対しては早ければ1日から3日で対応する。オープン初年度である今年は、毎月10件の施工、年商2億円を目指す。

同社は内装と外装、2つの専門店を作ることで、売り上げを伸ばしていきたい考えだ。すでに2017年にオープンしている外装リフォーム事業「ガイソー(GAISO)」も強化していく。コロナ感染予防として、防菌塗料を売り出していく。「コロナ感染拡大によって、職人との接触を嫌う方もいますが、内装や水まわりリフォームはニーズがかなりありますし、外装は問題なく受注ができている」と五味伸一社長は語る。

元々、同社は不動産会社の下請けを手掛けており、粗利益率は10%前後の時もあった。利益率が悪くなってきたため、外装の元請け業務を開始し、利益率も拡大。外装事業は前年売上高が1億円まで成長。今期は1億5000万円が目標。ナイソーと合わせて、3億5000万円の売り上げを目指す。

漆喰でウイルス撃退/フレックス唐津

漆喰によって細菌やウイルスの拡大を防ぐ、衛生の高いリフォームを提供したいと考えているのがフレックス唐津(佐賀県唐津市)だ。

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