社員の意欲維持が最重要
新型コロナウイルス感染症拡大がリフォーム会社に大きな変化や影響を与えている。この未曾有の事態の中、どのような対応が求められるのか。島津組(鳥取県米子市)の島津志朗社長は「厳しい状況になることは間違いありません。ただ、ターゲットを絞った営業活動や内部体制の整備、社員のモチベーション維持など今できることはたくさんあります」と話す。
外壁塗装などターゲットを絞った情報を発信していく
ターゲット絞った情報を発信
同社では既に法人の新築・リフォーム工事は1億5000万円、個人の新築・リフォーム工事は5000万円のキャンセルが発生。5~10月期(下期)について島津社長は「売上高は対前年比約3割減、契約見込みは対前年比で3割以上減」と語る。
エンドユーザーの消費行動が停滞する中、どのように仕掛けていくのか。島津社長はターゲットを絞った情報発信をしていくと語る。
「猛暑に向けて快適な空間を作るための内窓リフォームや、家を長持ちさせるための外壁リフォームなどをお客様に発信し、取り付け費無料などさまざまなキャンペーンを打っています。緊急事態宣言解除後に動き出しましょう、それまでは見積もりなどご相談くださいねと。既に外壁塗装に関する問合せを4件ほどいただいています」

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1653号(2025/06/16発行)4面
-
1653号(2025/06/16発行)4面
-
1653号(2025/06/16発行)1面
-
1653号(2025/06/16発行)10面
-
1653号(2025/06/16発行)2面