ウェブ集客に注力する会社も
新型コロナの第3波に対し、リフォーム事業者は不安の色を隠せない。再開したイベントを今後どうするのか悩む事業者や、イベントを諦めウェブへの投資を強化する事業者など、各社対策はさまざまだ。
(リポート/編集長 金子裕介)
OKUTAは出店戦略を変えた。事務所併設の大きなショールームから、事務所なしの駅近小型打ち合わせスペースに
キャンセルが心配
水まわりリフォームをメインに手掛ける関川商店(千葉県柏市)は11月末日が上期の決算だった。住設の入荷遅延や緊急事態宣言の影響も受け、売上高は前年比1割減。
清水大介専務は「宣言の解除後はキッチン、バスの注文が増えた。リペア系は年間300件強依頼があるのですが、こちらも増えています」と話す。また、育ててきた外壁、屋根などの外装系の依頼が増え1割減収でとどまった。
コロナ対策として、2カ月に1回行っていた集客イベントも10月まで自粛していたが、来年の見込みを増やさなければならないため11月に実施。「どれだけ来るか未知数」(清水専務)だったが例年通り20組以上が来場。「待っておられた方も多かったと思う」と清水専務。現在、1月分の工事が半分ほど埋まり、2月着工の案件も数件入った。だが、この第3波で今後どうなるかわからないと不安を口にする。
この記事の関連キーワード : OKUTA withコロナ アフターコロナ イベント コロナウイルス ショールーム テレワーク トップニュース リブウェル 新型コロナ 新型コロナウイルス 決算 緊急事態宣言 総合リフォーム 関川商店

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1660号(2025/08/11発行)2面
-
1660号(2025/08/11発行)1面
-
1659号(2025/08/04発行)9面
-
1659号(2025/08/04発行)11面
-
1659号(2025/08/04発行)3面