光触媒でウイルスや菌を分解・除去
住宅事業者がコロナ禍を乗り切るために、着手する新サービスとして注目されているものの1つに除菌・抗菌事業がある。新規顧客開拓を図るための営業フックとしても、OB顧客へのアフターフォローとしても活用できる。また、住宅だけでなく、地域の飲食店や医療関係施設等対象物件の範囲を広げることができるなど、参入メリットは多い。今回は、キャンディルパートナーズの「レコナエアリフレッシュ」を取材した。
「レコナエアリフレッシュ」は、手間をかけずにウイルスや菌から守られた安心した空間での生活が実現する。
在宅中でも即日施工完了
キャンディルパートナーズ(東京都中央区、五味田暁社長)は、抗ウイルス抗菌コーティング「レコナ エアリフレッシュ」を主とした抗ウイルス抗菌事業のFC加盟店募集を開始した。
抗菌と言っても原料や施工方法など、さまざまな種類がある中で、「レコナ エアリフレッシュ」はアパタイト被覆二酸化チタン(特許技術取得)という光触媒の液剤を使った抗ウイルス抗菌コーティングだ。食品衛生法の基準をクリアした素材で、小さい子供のいる家庭やペットがいても安心。在宅したままで施工は即日完了することができる、家具移動も不要なので手軽、施工後のお手入れや液剤補充などの日常の手間が不要、第三者機関による効果検証データが豊富、などが主なメリットとして挙げられる。
主成分である「アパタイト被覆二酸化チタン」のアパタイト(リン酸カルシウム)は、歯や骨を構成する物質で、二酸化チタンに被覆することによって、塗布する住宅部材を傷めない効果もある
簡単施工で効果も持続
施工方法としては、室内壁、天井、ブラインド、ロールスクリーンなどに専用の塗装機を使ってコーティングする。軽量な機械なので、女性でも簡単に施工することができる。

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