40年以上に渡り、学校など公共施設や寺社仏閣、店舗などの屋根工事の下請けを中心にしていたフジ住建(群馬県藤岡市)は、5年前に元請け化を本格化した。特に一般住宅の外装、水回りのリフォームを強化。ほとんどなかった元請けの売り上げは、2億円を突破した。今年1月に就任した小島崇社長は「自分たちから営業をかけ、会社を拡大する狙いです」と意気込む。
今年1月にオープンした太田駅前店
5年で売り上げ2億円へ
売り上げを伸ばすため、営業体制の確立を行ってきた。その1つが人材を増やすこと。現在リフォームを担う営業社員は5人。平均年齢が20代前半と若いのが特徴だ。社員の高齢化が進み、4年ほど前から新卒採用を強化した。建築専門学校に求人を出し3人を採用。新人は施工後の満足度アンケートでも「親身になってくれた」「明るく素直で良い」と高評価で、結果を客観的に捉えられるようアンケートは社内に張り出している。

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