塗装専門店のみならず、ホームセンターやリフォーム店など各社が凌ぎを削る激戦区が外装リフォームだ。今回は、外装提案に強みを持つリフォーム営業たちのノウハウや手法を紹介。外装営業の最前線を探る。
チラシには、足場、バイオ洗浄、開口部補修、下塗りなど工事のプロセスごとに単価を記載。施主にとっても工事内容が分かりやすく、見積書の理解を促すのに一役買う
最速で問い合わせ当日に訪問
自身含め営業マン2人体制で、年間2億円を売り上げるナチュラルステージ(愛知県岩倉市)の舘本行生代表。現場の最前線に立つため、 3年前には資格の学校に通い2級建築士の資格を取得。週に1回のジム通いで、どんな屋根でも登れる体力づくりにも余念がない。
勘所を押さえた営業方法が参考になる。例えば天気が良ければ問い合せ当日に現場調査を行う。またGoogleのストリートビューで外装材や建物の状態を把握しておき、提案する塗料や建材のサンプルをセレクトしておくなど、仕事に無駄がない。
「現場調査の日程を決めていたとしても、天気が悪いと延期になってしまいます。決定権のあるご主人が不在であったとしても、可能な限り早く現場調査した方がいい、と思っています。延ばすとろくなことがありません」

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