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スパイダープラス、手書き黒板作成業務を不要に

スパイダープラス、手書き黒板作成業務を不要に

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業務効率化アプリ「SPIDERPLUS」

実際のアプリ利用の流れ実際のアプリ利用の流れ

建設業向け業務効率化アプリSPIDERPLUS(提供スパイダープラス/東京都豊島区)が、建設設備専用CAD「CADWe'll Tfas®」(提供ダイテック/同中央区)と、2月からデータ連携を開始した。作成した図面データや入力データ、防火区画情報をSPIDERPLUSに取り込み可能になり、写真撮影業務や手書きの黒板作成に要していた作業時間を削減できる。

「CAD連携をしたことにより図面の情報を取り込むときに変換をする必要がなく、短時間でデータを登録できます」(CB室鈴木雅人室長)

検査業務で必要な、測定箇所の位置情報や制気口情報等のデータを事前に取り込むことで、スムーズに検査記録業務を行うことが可能。記録データは自動的に帳票記録されるため、事務所に戻ってからの事務作業時間が大幅に削減できる。

SPIDERPLUSは図面をタブレットで管理し、作業記録をクラウドで確認可能なアプリ。現場の写真を直接図面に貼り付け、作業記録データを紐づけて登録、帳票の作成も簡単に行うことができる。今回の連携により、貫通部の位置情報や黒板に手書きをしていた通り芯位置情報が、データ取り込みと共に図面上へ自動転記されるため、作業時間短縮に繋がる。

導入社数はサブコン、ゼネコンを中心に800社、ユーザー数は4万人を突破。現場利用数は全国で3万6000カ所を超えた。導入後の継続利用率は99%超と高い水準を維持している。継続率が高くなっている理由の一つは、サポート体制が充実している点。専任のスタッフに困っていることを電話やメールで何度でも相談できるほか、全国各地で年間2000回以上アプリの利用方法に関するセミナー・勉強会を行う。

基本プランは1ID月額3300円で利用することができ、追加料金を支払うことで建築パック・電気設備パックなどのオプションプランを選択することも可能だ。

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