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OB6500件に15名のご用聞き営業が密着、小さな商圏で年商9億円を売り上げる「でんかのヤマグチ」の戦略

OB6500件に15名のご用聞き営業が密着、小さな商圏で年商9億円を売り上げる「でんかのヤマグチ」の戦略

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でんかのヤマグチ
シニアのお悩み解決に全力投球販促なしでも絶えないリピート受注

顧客に徹底的に寄り添うサービスで、2020年9月期に家電販売で6億6000万円、リフォームで2億4000万円を売り上げているのが、でんかのヤマグチ(東京都町田市)だ。大手家電店やライバルリフォーム店がひしめく中で、同社はOB顧客への無料ご用聞きを徹底し次々とリピートオーダーを獲得。「他店よりも多少高くてもヤマグチさんで買いたい」と感じてもらうためのご用聞き営業とは。【リポート/編集部 後藤梓】

ヤマグチはトンデ行きます!

何かお困りのこと、急な用事のお手伝いは、
地域に密着した私たちだからこそ出来る事です。

トンデ行きます、が合い言葉。スピーディに悩みを解決する

トンデ行きます、が合い言葉。スピーディに悩みを解決する

買い物代行が多い

「お困りごとはないですか」。でんかのヤマグチの営業スタイルは一風変わっている。OB顧客6500人に対し、15人もいる「ご用聞き営業課」の従業員が、シニア層のお客さんの困りごとを無料で解決していくというものだ。

家電や住宅設備を買ってもらった人に使い方を教えるのは基本中の基本。ユニークなのは商品と全く関係がないお客さんの困りごとにまで対応することだ。

特に多いのが、留守中のお世話と買い物代行。具体的には「数日家を空けるから、庭の植木に水をあげてほしい」「数週間入院することになり自家用車のバッテリーの調子が心配なため、鍵を渡すので何度か稼働して」といったもの。これらは信頼できない人には頼みにくいことだが、でんかのヤマグチには次々と相談が舞い込む。

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この記事の関連キーワード : OB でんかのヤマグチ コロナ 新型コロナウイルス

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