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リフォームの「VR」施工事例​で成約率7割、変わる「ビフォーアフター」の表現術

リフォームの「VR」施工事例​で成約率7割、変わる「ビフォーアフター」の表現術

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施工事例写真はリフォーム会社にとって最重要な企業PRの材料だ。ただし、単にビフォーアフターの写真を載せるだけで集客できる時代ではない。なぜならリフォーム業界の競争は過熱し、いかに他者と差別化できるかがカギを握っているためだ。施工事例写真の見せ方もその1つ。工夫を凝らす企業をリポートする。

VR施工事例で成約率70%に
引き渡し後の暮らしぶりを撮影

引き渡し後の物件を360度カメラで撮影引き渡し後の物件を360度カメラで撮影。検討者がリノベ後のイメージを膨らませやすい

施工事例をVR映像にしてウェブにアップしている会社がある。中古物件を仲介し、リノベを行う事業で2021年3月期に10億円を売り上げた住環境ジャパン(東京都世田谷区)だ。

「限られたアングルだけの平面写真より、任意の箇所を見渡すことのできるVR映像の方がリノベ後のイメージがわきやすい」と深見栄太常務取締役は話す。「ポイントは引き渡し後、家具などがすでに運び込まれた物件の撮影をすること」と深見常務取締役。家具や小物など、すでに施主が生活している空間をVRで見学することで、どのような暮らしを送ることができるのかわかる。施主には、事前に引き渡し後に撮影が行われることを契約書内で通知しておき、アマゾンギフト券などの謝礼も用意する。

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