群馬県渋川市で水回り専門店を運営するモリハウスは、創業3期目という新しい会社ながら、急成長を遂げている。前期の年間売上は6500万円で、今期は9600万円を見込む。リピートや紹介の獲得を意識した施工管理を行うことで、業績を伸ばす。既に売上の2割がOB客で、新規客の2割がOB客からの紹介を占める。
創業3期目でOBが2割に
同社のトイレリフォームの場合、施工管理の担当者は朝と夕方で2回訪問する。朝は契約時に説明した工程の流れを再び話すだけではない。職人が便器を撤去し床を解体する工程にも同席し、滞在時間は30分ほどになる。解体しないとわからない、排水管の周りに問題がないかを目視で確かめ、腐ってしまっていた場合急遽補強工事を行う。
工期は1日で設定し、追加工事をしても延長させないのがこだわりだ。補強するのに必要な木材や排水の部材を作業車に積んで伺い、自社倉庫にもストックしている。また用意している部材では対応できないリスクを防ぎたく、問屋が営業している平日に工事をすることが多い。

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