「セミナー集客で講演内容の次に大切なのは、いかにアンケートに協力してもらうかですよ」。
こう話すのは、外装リフォームを主に手掛け、2021年5月期に1億5000万円を売り上げたリホーム絆(東京都東村山市)の木村正社長だ。講演後のアンケートへの協力依頼を徹底することで、セミナー参加者が同社に現調依頼を出す確率を50~60%ほどまで確保。単価130万円ほどの受注にも繋がっている。
リホーム絆のセミナーの様子。講演後のアンケート依頼によって、問い合わせ率を高めている
外装で失敗しないコツを伝授
同社は平均して月2回、多い時には4回のセミナーを無料で開催している。タイトルは「失敗しないための屋根と外壁のメンテナンス講座」で、講演時間は1時間か ら1時間30分ほど。形式は主に現地に来てもらう対面式だが、最近では感染対策のためオンラインでの開催も行っている。開催告知は主にウェブサイトや公式Twitterで、一回のセミナーに平均して10組ほどの参加者が集まっている。
講演後には参加者にアンケートの協力を求める。セミナー用に借りたレンタルスペースの出口付近でアンケートを配布し、その周りに記入用のテーブルを設置する。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/06/23更新)
-
1653号(2025/06/16発行)4面
-
1653号(2025/06/16発行)4面
-
1653号(2025/06/16発行)1面
-
1653号(2025/06/16発行)10面