DXによる中小建設業の生き残り戦略を記した「10年後に生き残るための建設DXの現在地 デジタル化で目指す持続する中小建設業」が3月3日、サンクチュアリ出版から発売された。著者は業務統合システム「建設BALENA(バレーナ)」を提供するOffice Concierge(東京都豊島区)の小松延顕社長。
中小建設業におけるDX戦略を詳述
同書では、人手不足などの建設業界の課題に触れ、デジタル化が1つの解決策であると提言し、これまで中小建設業でデジタル化が進まなかった理由にも言及。そして、業務統合システムの選定方法や導入するにあたって何に注意したらいいのか、どういう手順で進んでいくのかまで記されている。
「効率化しようとさまざまなシステムを導入したことで重複作業が発生して本末転倒になるなど、システム選びに失敗してほしくない」と小松社長。
この本を読んで感じてほしいのは「可能性」だという。「これだけ非効率にもかかわらず建設業は成立している。つまりデジタル化をすれば伸びる可能性があります。どこから手をつけたらいいかわからないけれど何かしないといけないと思っている方に光明を見いだしていただけたら嬉しいです」(小松社長)
小松延顕社長

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