凸版印刷(東京都文京区)は、消費者とリフォーム事業者を結ぶリフォームマッチングサイト「リフォトル」を5月10日に開設した。戸建て住まいのユーザーが対象。サイトのユニークな点は「こんな部屋にしたい」とイメージに近い部屋の画像を送ると、同社がその部屋をリフォームで実現する際に最適なインテリアや建材を選定し、施工業者を紹介してくれる点だ。
利用者が理想の部屋の画像を送れば、同社が必要な壁紙や建具などを選定する
リフォームマッチングサイト開設
リフォトルが他のマッチングサイトと異なる特徴は、ターゲットを戸建ての内装リフォームに特化している点だ。リフォーム単価は400万~500万円ほどを想定する。
サービスの手順はこうだ。まず、利用者は理想の部屋の画像を送る。対象となるのは、リビングや子供部屋、書斎など部屋の内装だ。雑誌に掲載されている家や友人の家などでも良い。写真は最大2枚まで。スタッフは画像を元に、ユーザーが好みそうな壁紙、建具、床材などを選定する。推奨商品のメーカー名、品番をまとめて、「コーディネートボード」を作り、それを提供する。
次に、利用者が住むエリアと同じ商圏の加盟事業者へ案件を紹介する。ボードも共有する。事業者は紹介された工事ができる場合、その案件に立候補する。利用者は立候補した複数の企業から、工事をお願いしたい業者を選ぶ。現調やプラン、見積もりをもらい、最終的に1社に決める。

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