今回のテーマは、トイレリフォームの「プレゼン」。各社は、どのようにしてトイレリフォームをプレゼンしているのだろうか。2社の取り組みを紹介する。
リフォーム業界実態調査
プレゼン トイレ編
相見積もり禁止で9割を受注
自然素材の壁紙、床材を紹介
プレゼンシート。イメージ図と3Dパースでイメージを伝える
壁だけで3種類のサンプル用意
前期リフォーム売上高1億3000万円の田島(佐賀県佐賀市)は、プレゼンの際に自然素材のサンプルを見せることで受注率9割を実現する。
トイレリフォームのプレゼンをする際、まず意識するのは自然素材だ。トイレ空間全てをリフォームする場合、例えば高千穂シラスの薩摩中霧島壁や白洲漆喰、LIXILのエコカラットを持参する。機能を伝えるため、コーヒー豆が入ったビンに砕いたエコカラットを入れ、消臭性を伝える。
トイレ床下。標準仕様で竹炭を入れる
また同社は標準仕様で、床下に竹炭を入れる。壁材も、ビニールクロスだけでなく自然素材を提案し、トイレの快適性を向上させる。初回訪問の段階でも持参し、値段を知りたいという施主がいれば、見積もりの参考価格を提出する。

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