アンドパッド(東京都千代田区)と住宅瑕疵保険の日本住宅保証検査機構(東京都千代田区、略称:JIO)が協業を開始した。これにより住宅瑕疵保険および検査に関わる業務の効率化を図っていく。
これまで、住宅瑕疵担保責任および検査にまつわる業務においては、情報の二重入力、FAXによる申請、煩雑な日程管理など、非効率な業務が多く生じていた。施工管理システム「ANDPAD」とJIOの提供する「JIO Webシステム」が連携することで、業務のムダが削減され、生産性の向上が実現する。
日本住宅保証検査機構と協業
機能としては、以前まで、それぞれのシステムに手入力していた情報の共有が可能になる。JIO Webシステムからの保険申し込みのみで案件・物件情報の転記作業を省き、手間の削減とともに登録ミスを防ぐ。また、リフォーム・既存瑕疵保険向けには、これまでFAXで行っていた検査予約を、ANDPADを通して行うことが可能に。いつでもどこからでもJIOへの検査の予約が行えるようになった。
新築瑕疵保険向けには、検査スケジュールをANDPADへ反映させることで、案件に関係するスタッフがいつでも状況を確認することができ、登録・管理の手間が省けるとともに、現場での検査忘れの防止につなげることができる。
同サービスは、ANDPADとJIO Webシステムを利用中の企業はすぐに利用開始できる。
同社では、今後も、住宅業界の現場のさまざまなシーンで煩雑な業務の削減とペーパーレス化に貢献していく方針だ。

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