大手の住宅・不動産会社6社の2022年度決算が出揃い、全社リフォーム売上高が伸びていることが明らかになった。営業利益も、公表している3社中3社が増益。リフォーム事業の好調ぶりが目立った。
大和ハウス、7%増
大型改修が好調
積水ハウスグループ(大阪府大阪市)のリフォーム売上高は6.2%増の1659億円だった。営業利益も同7.9%増の275億円と増収増益を達成した。OB向けに提案する戸建て向け改修商品「ファミリー スイート リノベーション」などが好調だった。
また、賃貸リフォームも好調だった。同社グループは、賃貸物件を約67万戸管理している。この顧客基盤を生かすことで安定成長を目指す。同社は今後3年の中期経営計画も発表。今期はリフォーム売上高1790億円(前期比7.9%増)、営業利益240億円(同12.8%減)を目標とする。2025年度にはリフォーム売上高2000億円を目指す。

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