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社長ライバーで認知拡大、駒商は3年で売上高7億円に倍増【企業研究】

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社長ライバーで認知拡大、駒商は3年で売上高7億円に倍増【企業研究】

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ホームページやSNS、YouTubeチャンネル、ライブコマースなど、さまざまな媒体を使って情報を発信。こうした戦略が見事に当たってここ数年、売上を大きく伸ばしているのが駒商(兵庫県宝塚市)だ。自身もユーチューバー、ライバーを演じる社長、専務も人気となり、ファンが急増。高単価の工事獲得に成功し、2018年度の売上高3億6000万円から、現在は約2倍となる7億2000万円に伸長した。

SNS回遊効果でファンを獲得

社長、専務がユーチューバーに

駒商 YouTubeチャンネルが人気を集めている。登録者は1万5000人超YouTubeチャンネルが人気を集めている。登録者は1万5000人超

兵庫県の総合リフォーム店である同社が、ウェブ戦略に本格的に舵を切ったのは、コロナ禍が始まる直前のことだった。

ファン作りを目的に、駒走宜久社長自らユーチューバーとなる「コマショウTV」を開設した。エンドユーザー目線で、蛇口やレンジフード交換などの身近なお役立ち情報を提供。ドアノブ交換の実演の「やってみた」シリーズ、穴がつぶれたビスを取ってみせる「ほんまでっか」シリーズなどが好評に。YouTubeの登録者は当初400人ほどだったが、コロナ禍で人々の在宅時間が増えたことが追い風となり、再生回数が一気に急増。1年後に登録者は1万人を超え、駒走社長、澤田栄子専務ともに人気ユーチューバーとなった。「YouTube、観ました」というリフォーム依頼も増え、現場では芸能人に会ったような歓声が起きることもあった。

さらにはフェイスブック、インスタグラム、TikTok、Googleビジネスプロフィールといったさまざまな媒体を次々に導入、情報発信することで会社の認知度が高まり、ブランディングに成功した。問い合わせ件数は150%に増えた。

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