前期リフォーム売上高約6億円の夢工房(島根県出雲市)では、提案力強化に取り組んでいる。
現調前にチームで具体プラン作成
提案力向上、訪問後の受注率も改善
具体的には、案件に関わるメンバーを増やした。これまで同社では、店舗で顧客からリノベーション相談を受けた後、現地調査に赴くのは営業スタッフ1~2人のみだった。仕組みを変えた後は、担当の営業スタッフに加え、専務取締役の山田泰久氏、工務部のトップ、設計担当者と、最低4人のチームを編成。建物の規模によっては設計スタッフを増やすこともある。
専務取締役 山田泰久氏
調査に関わる人数が増えたことで、しっかりヒアリングや現地調査ができるようになった。見落としが減少し、見積もり時と本契約時の金額差が減った。内容の濃くなった現場調査によって、提案の質も必然的に向上した。

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