千葉、埼玉県で約8億円を売り上げる角栄ホームズ(東京都渋谷区)は、千葉県東金市にリフォームショールームを開設した。同店は同社6拠点目で、近隣の日吉台地区1500世帯を対象にリフォームを提供する。
体験型ショールームで今後は大規模リフォーム獲得を目指す
280平米の店内は一般住宅のリビングやキッチンを再現したモデルルームスペースと地域住民に開放する予定の共有スペースに分かれている。モデルルームスペースにはキッチン3台、トイレ4台、ユニットバス3台を設置。また「体感コーナー」として、フローリングや畳など異なる床材の床暖房、ミストサウナ付きユニットバスを置き、ユーザーが住宅設備を直に体験できるようになっている。
同店がメーンターゲットとする東金市日吉台地区は25年前に開発された住宅地で、比較的経済的に余裕がある住民も多く、住宅も古いため、リフォームのニーズは非常に高いと見ている。今後は小規模リフォームを入り口とし、モデルルームで同社の部屋づくりを体感してもらい、戸建住宅の大規模リフォームにつなげる。
同店は元々同社のグループ会社である不動産会社の事務所であった場所であり、「角栄」は住宅関係の企業として知名度もある。同店は今後地域住民を招き、パッチワークやフラワーアレンジメント教室などを開催する予定。住民が気軽に訪れることのできる場所を目指し、さらなる知名度アップを図っていく考えだ。

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