新築、リノベーションを手掛け、リフォームで約1億7000万円を売り上げるエコフィールド(静岡県富士市)は、性能向上改修を強化する。2023年11月に2棟目のリノベモデルハウス「LasicuⅡ(ラシクツー)」をオープンし、集客に活用している。性能向上改修を強化する理由は、新築減少時代に向けた早めのカバーと、買取再販での活用だ。
耐震・断熱強化、新築並みの性能へ
リノベ事業で2億円目指す
内装。床は同社で人気の無垢のオーク材を使用し、内壁材はホタテの塗り壁
モデルハウス開設
「LasicuⅡ」は昨年の11月にオープンした同社2棟目のリノベーションモデルハウスだ。築37年の中古2階建、敷地面積は56.7坪で建坪は32坪、不動産仲間からの紹介で譲り受けた。物件購入費用は1000万円、改修費用は原価で2300万円。
リノベーションの特徴としては、耐震断熱ともに強化し、新築並みの基準にしたことだ。例えば、断熱性を強化するため、屋根と壁にアイシネンウレタンフォームを約100ミリ敷き詰めた。床にはUボードを設置。アクリアUボード80ミリとネオマフォーム40ミリの、合計120の二重断熱を施している。
窓は、LIXIL(東京都品川区)の樹脂窓EWを採用し、トリプル樹脂サッシ。玄関ドアは、YKK AP(東京都千代田区)の断熱玄関ドア「スライディングドアコンコードS30」を使用している。

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