【性能向上リフォーム】近藤建設興業、築50年超の物件を改修し、リノベーションショールームをオープン

VOL.10

注文住宅など新築を手掛ける近藤建設興業（岡山県岡山市）は、性能向上リノベーションを強化し始めた。同社は2023年6月、リノベモデルスペース「RE NEUTO LAB（リニュート ラボ）」をオープンした。同施設は、行政主導のもと環境に配慮した性能向上改修の取り組みを行い、見学会や宿泊体験ができる他、コミュニティ施設としてセミナーやイベントを開催できる魅力的なイベントスペースとして地域住民に貢献している。

新築1本から転換、リノベブランド開発

断熱強化を体験可

現在、同社の売上高の8割以上が新築受注で年間売上高は約5億円。そのうち、リノベ＋リフォームの売上高は約6000万円。

2023年6月にオープンした「RE NEUTO LAB（リニュート ラボ）」は、築55年の中古平屋建て26坪の物件を性能向上リノベーションしたモデルルーム兼イベントスペース。同社が得意とし、今後力を入れる性能向上リノベーションの技術がふんだんに活用されている。

LDKの床にはヒノキ無垢板、寝室には杉無垢板を採用。壁・天井には中霧島壁を使っている