ターゲットは1次取得者層!水回りリフォーム店が教える中古住宅仲介リノベと買取再販ビジネスを解説
リフォーム産業新聞社主催のプロ向けイベント「リフォーム産業フェア2024」で実施されたセミナーのダイジェストをお届けする。第2弾は、大阪府八尾市に本社を構えるリフォーム専門店・MIMA。2015年に不動産事業に参入し、売上高は約3倍に伸長した。経済産業省の「はばたく中小企業300社」にも選ばれた注目企業だ。
成約率90%で高額リノベ受注
顧客の年齢層拡大
1965年に設立し、リフォーム業と不動産業を手掛けるMIMA。店舗を構える八尾市と東大阪市などを主な商圏とする地域密着型企業だ。2023年の売り上げは12億4000万円。
リフォーム会社が不動産業に参入するメリットや強みとして、美馬功之介社長は次の3点を挙げる。1つ目は収益性の向上だ。同社では高額単価のリノベーションを相見積もりなしで約90%の契約率で受注している。また、カーテンやエアコン、家具、照明なども提案。単価アップはもちろん、施工例のクオリティが高まることを美馬社長は指摘する。「これまではリビングをかっこよくしても予算の都合上、昔の家具や照明などをそのまま使うため施工例が全然かっこよくないということがありました。今はデザイナーが家具や照明など含めてトータルで提案するので施工例がかっこいいです」。さらに仲介手数料や火災保険などの収入、空き家で工事可能な点などもメリットとして挙げる。
2つ目は買取再販だ。買取再販物件はモデルルームとして、リフォームと不動産両方で活用できる。また、売り買い両方において不動産業者との関係構築に役立つ。さらに、原価率やデザインなどリフォーム会社としての優位性を発揮できる。
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