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買取再販大手のレジデンシャル不動産(東京都足立区)は10月1日、不動産業を展開するさくら不動産販売(東京都台東区・以下さくら社)の全株式を取得し、子会社化した。さくら社は1999年に創業し、首都圏を中心に不動産売買仲介事業、新築戸建事業、不動産運営サポートを行うアセットマネジメント事業を手掛ける。従業員は30名。年商は約30億円。
内田廣輝社長
子会社化の狙いは買取再販物件の販売力強化。レジデンシャル不動産では中古マンションを買い取り、リフォーム後に販売する事業を展開。年間1900戸弱を販売しており、本紙の調査では業界1位。これまでは売買仲介会社経由で物件販売を手掛けていたが、今後、埼玉や千葉の物件の一部をさくら社で販売していく考え。グループに販売会社を加えることで、回転率を高めていきたい、と内田廣輝社長は話す。
また、さくら社は戸建て建築や販売に強みがあり、レジデンシャル不動産では戸建ての買取再販のノウハウを吸収して事業にいかしていく考え。さくら社側はグループインすることで信用力強化により経営の安定化に繋げていく考え。
今後もM&Aを推進していく考えで、「関西や愛知、福岡などでも元気な会社があれば一緒にやっていきたい」と内田社長は話す。
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