エコフィールド×長北工務店
新築減少時代に備えよ!新築一本だった会社が始めた、リノベ2億円以上受注の方法とは?
本企画ではリフォーム産業新聞社主催のプロ向けイベント「リフォーム産業フェア2024」で実施された経営セミナーのダイジェストを紹介する。今回は「新築減少時代に備えよ! 新築一本だった会社が始めた、リノベ2億円以上受注の方法とは?」と題し、エコフィールド(静岡県富士市)の強矢到会長、長北工務店(新潟県新潟市)の長北喜大社長による対談の講演ダイジェストを紹介する。
新築に依存せず、リノベーションを柱に
モデルハウスで強みを提示
リノベ事業で売上高増
エコフィールドは、1995年創業の工務店でリフォーム売上高は約2億円だ。新築市場を中心にリフォーム・リノベーションも強化する。2020年にはYKK AP(東京都千代田区)とコラボレーションし、当時築45年の物件を性能向上リノベーションしたモデルハウス「Lasicu(ラシク)」をオープンした。
長北工務店は1965年創業の工務店で、リフォーム売上高は約3億円。2018年にリノベーションブランド「Re;Sa(リサ)」を立ち上げ、翌年にモデルハウスのリノベーション展示場をオープンするなど、現在モデルハウスを3棟構える。
両社がリノベーションに力を入れ始めた理由は、新築事業の先行き不透明さだ。エコフィールドは、ピーク時に24棟あった受注が14棟まで落ち込んだタイミングだった。新築受注がある段階で、将来的に落ち込む可能性のある新築の売り上げをリカバーすべく、本格的に性能向上リノベーションを強化した。
この記事の関連キーワード : エコフィールド セミナー セミナーレポートダイジェスト リフォーム産業フェア 経営セミナー 長北工務店

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/07/03更新)
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)31面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)21面