フジケンハウジング
デジタルマーケティングで年1800件集客!年平均売上成長率40%のリフォーム・買取再販、2刀流経営戦略とは
本企画では、リフォーム産業新聞社主催のプロ向けイベント「リフォーム産業フェア2024」で実施されたセミナーのダイジェストを紹介していく。第11弾はフジケンハウジング(愛知県岡崎市)の執行役員匹田恵三氏によるセミナーだ。10年前からデジタルマーケティングを導入し、集客は年1800件、年平均売上成長率40%を記録している。
デジタルマーケティングを推進
ウェブ広告が9割
コンテンツ制作の体制づくりからスタートした。デザイナー、コーダー、エンジニアの各担当者と、制作したコンテンツを目的に合わせて軌道修正し、集約するディレクターを配置した
同社は愛知三河エリアで、リフォーム・リノベーション、買取再販、大規模修繕などの事業を展開し、20億4000万円を売り上げている。リフォーム・リノベーション事業の売上高は7億2000万円、買取再販事業の売上高は8億2000万円、マンション改修事業の売上高は4億6000万円だ。
同社の最大の特長は、リフォーム・リノベーション事業の広告の9割にウェブを活用している点だ。同事業を立ち上げたのは10年前に遡る。「当時の競合他社の広告はチラシなどの紙媒体がメインでした。ウェブ広告を活用している事業者は数えるほど。そこでウェブをマーケティングの主戦場にすれば、顧客獲得につながるのではないかと考え、デジタルマーケティングに踏み切りました」と匹田氏は語る。
同社はデジタルマーケティング導入にあたり、コンテンツ制作の体制づくりからスタートした。デザイナー、コーダー、エンジニアの各担当者と、制作したコンテンツを目的に合わせて軌道修正し、集約するディレクターを置く。人材はなるべく自社で採用することにも注力している。人件費は必要になるが、その分自社にデジタルマーケティングのノウハウを蓄積することができ、将来的に広告単価のコストにメリットが生まれるからだ。リフォーム・リノベーションと買取再販を合わせると、リフォーム・リノベーション事業を立ち上げた10年前から年平均売上成長率40%と順調な伸びをみせている。
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