朝霞駅から徒歩15分という立地のため、冷やかし客は訪れにくく本気の顧客が多いというパラヴィのリノベーション専門店「リノONEショールーム」。リノベーションの平均単価が1600万~1800万円になるというショールームの秘密を探った。
暮らし方に焦点当てた提案多数
外壁塗装の展示コーナーも
モデルルーム1。隣の人との距離がほど良いφ1メートル30センチのダイニングテーブルは、高さは65センチと低め。椅子はそれぞれ37、38、40、42センチと高さが違う。「自分に合った高さの椅子を選ぶ大切さを知ってもらいます」(和田氏)
創業して朝霞市で30年、地主から直接、外回りの大規模修繕の依頼が多く来るようになった。売り上げは内装と外装で半々
2022年にオープンした「リノONEショールーム」。自社ビルの1、2階がショールームになっており、1階には外壁塗装・屋根工事の「やねかべパーク」の展示コーナーと、大型モニターを備えた打ち合わせルームが2つある。
「外壁塗装・屋根工事以外の案件は、リノベーションに特化しているため1000万円超えが基本。立ち入ったプライベートな話をするので、2室とも完全個室にしています」と代表の和田賢氏は話す。静かな環境で着座して話す効果も実感しており、以前は30~50%台だった塗装の契約率が、今では80%を超えるという。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1637号(2025/02/17発行)20面
-
WEB限定記事(2025/02/13更新)
-
1636号(2025/02/10発行)12面
-
1636号(2025/02/10発行)2面
-
1636号(2025/02/10発行)1面