住宅やオフィス、ビルのリフォームを手掛ける三井デザインテック(東京都中央区)は、よりデザイン性の高い改修に注力する方針を明らかにした。「私たちの強みである、デザイン力を生かせる領域で住宅リフォーム事業を伸ばしてしていきたい」と、村元祐介社長は本紙に意気込みを語った。
デザイン性でリフォーム拡大図る
サーキュラーデザインの家具を採用
サーキュラーデザインの家具。既存チェアにリペイントを施した事例
同社が2024年末に開催したメディア向けセミナーでは、今後、資源を再利用して作る「サーキュラーデザイン」を取り入れた家具を設計デザインに取り入れていくと発表した。リユース業者であるモノファクトリー(群馬県前橋市)との連携により家具の開発を行い、ホテルやオフィス、住宅のリフォームに使うことでデザインの差別化を図る。「資源循環や低炭素を意識したものが、選ばれる時代になってきています」(クリエイティブセンター長の堀内健人氏)

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