戸建ての買取再販で実績を伸ばしているのがプライムホーム(岡山県瀬戸内市)だ。前期は年間26件の販売に成功している。
単価は2170万円
年商8億円
中古戸建てをリフォームした事例。施工後の写真を不動産ポータルに掲載して販売
プライムホームは1996年に設立し、人口約4万人弱の瀬戸内市に密着した住宅会社だ。社員数は役員含め15名。5つの事業を展開し2024年9月期の年商は約8億円。5つの事業とは、買取再販、収益物件運営、宅地分譲、不動産仲介、新築請負・建売。松本英伸社長は「年によって跳ねる事業、沈む事業があるので複数手掛けています。ただ、新築は棟数が減り、分譲地も売れ行きが悪くなってきています。それなりの数字を上げられているのが買取再販事業です」と語る。
同社の買取再販事業は、住宅購入者に対して、主にリフォーム済の中古戸建てを販売するというもの。前期は26件の販売に成功。平均単価は2170万円ほどで、同事業の売上高は約5.4億円。粗利益率は20%ほど、平均約440万円。同事業の粗利益額は約1.1億円。
「買取再販は他の事業と並行でき、400万円の利益が確保できるので良いビジネスだと思います。過去には1件で1000万円の利益が出た物件もあります」(松本社長)。

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