新築を年間50棟手掛ける大原建設(神奈川県座間市)は、外壁の塗り替え事業を強化する。先月から開始した塗り替えの新聞折り込み塗りチラシ4万枚の配布を、今月から8万枚に倍増させ、受注の拡大を狙う。
月4万部の折り込みチラシを8万部に
同社は5年前からリファインショップに加盟、「リファイン座間」としてリフォーム事業を本格化させた。
昨年から同社のリフォーム部門の責任者を務める福浦正樹店長は「利益が確保しやすい外壁の塗り替え事業で、リフォーム事業の売り上げのベースを築きたい。目標は、現在月4件の受注数を、来期には倍の8件まで増やしたい」と話す。
現在塗装の職人1名を正社員として雇用しており、対応できる現場数を増やすとともに、施工品質を向上させ、他社との差別化を図っている。今後は年1、2名のペースで自社職人を増やしていく予定。
また同社の不動産部門と協力して、中古不動産の仲介とリフォームをワンストップで提供するサービスにも取り組む。
前期のリフォーム売り上げは1億8000万円で、今期は若干売り上げの減少を見込んでいるものの、来期は塗り替え事業の強化により、2億円まで売り上げを拡大させたい考えだ。

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