ナオス・テック(宮城県仙台市・平間圭二社長)の床メンテナンス工法「Naossシステム」のFC加盟店が急速に拡大している。様々な床メンテナンスのノウハウを持つ同社は短工期かつ低コストの床リフォーム工法を確立し、今年4月より本格稼働を開始した。会員は現在20社。
一般的な住宅であれば厚さ3ミリの独自床材を上張りし、1日でフローリングに新調できる。そのため全面張り替えに比べ工期短縮になる上に、使用する特殊建材も低価格で提供できる。さらに廃材がほぼ出ない。
1日という短い工期で廃材も出ない
在来工法や二重床、クッションフロアはもちろんのこと、集合住宅で多用されてきた直貼り(遮音性)フロアに施工できることも大きな特徴の1つ。これまで、直貼りフロア上から施工できるフローリングはほとんどなかった。フロアタイルを上張りすることはあったが、段差が生じる、足触りが硬いといった問題も多かった。同社のシステムでは、建材の特殊構造と工法により、フロアタイルのデメリットを解消した上で直貼り床にも安心して張ることができ、加盟店増加の一因となっている。
首都圏ではデベロッパーの大規模リノベーション工事もスタートした。市場の動きが想定以上に早く次々と物件の話が舞い込み、施工店のキャパシティーが追い付かないことから、FC加盟店を積極的に募集している。

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