中古マンション再販事業を手掛けるエフステージ(東京都文京区)は、11月より一般エンドユーザーから直接リフォームを請け負う新事業を立ち上げる。
ブランド名は「ライズ」シリーズ。マンションの平米数に応じて価格が決まっている定額制商品を現在開発中。価格はマンション専有部を一新する標準仕様で500万円代とする方針。初年度計画は年間100戸。
同社では都内を中心に中古マンションを仕入れ、再生の後に販売している。年間の販売戸数は約300戸。これらの再生物件をモデルルームとして活用し、既に中古住宅を持っているユーザーに対して定額制商品を提案していく。
また、商品販売開始と同時期に事務所の移転も計画。商品がわかるショールームも設置する。
藤島昌義社長は「国は中古流通を倍増させていく方針を打ち出しています。今後は買い取り再販に加え、請け負いリフォームを増やし、2本柱として育てていきたい」と話す。同社は前期売上高が約84億円。
再販マンションは累計2200戸を超え、都内ではトップレベルの実績を誇る。

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