害虫駆除と総合リフォームの2本柱で事業展開するROY(神奈川県川崎市)の売り上げが好調だ。前年度、直受注で約12億円の売上高だったが、今期は前年度比158%となる19億円を計画。屋根リフォームの強化などが、受注増に結びついている。
同社は生活救急車の名称で、生活トラブル解決サービスを展開するJBRの害虫、リフォーム、庭関連案件の総代理店。全国約130社を束ねている会社だ。東北から近畿まで8つの拠点を展開し、自社でもJBRから年間数万入る案件の一部対応を行っている。
「今期は本社に屋根の専門部隊を作り、対応を強化しています」(大石竜次社長)
従来2名だった、本社の屋根スタッフを5名に増強、雨漏りや葺き替え、雨樋修繕などを引き受けている。屋根関連工事は単価が高くなることが多いため、売り上げ拡大に寄与している。また、今期は2社のリフォーム会社を買収したことも、増収につながる要因だ。現材のスタッフは約100名。3万件ほどのOB顧客を持ち、売り上げの半分ほどがOB客からの引き合いとなっている。

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