サンリフォーム(大阪府大阪市)が、今期売り上げ20億円突破に向け、始動した。前期売上高(12月決算)は約18億円となる見込みで、今期はイベントの拡充などにより、16%増の21億円を計画する。
同社は、マンションリフォームを主体に関西6店舗、関東2店舗の8店舗を展開。養生の徹底などから生まれる施工満足度の高さなどから、累計4万件以上の工事を手掛けてきた。
「関西地区では今年、基本に戻って見学会、メーカーショールームでのイベントを強化します」(森江康晴社長)
イベントの回数は、1店舗あたり、店内で行うものが月1~2回、外で行うものは1~2回が目安となる。
また、昨年オープンした吹田店で始めた不動産仲介に伴うリフォーム事業を強化する。現在、新設した不動産専門サイトなどによるPRにより、中古住宅仲介を行う際は100%に近い数字でリフォームが派生している。 同事業のリフォーム単価は、同社の平均である200万円よりも高い500~600万円。今期は仲介時のリフォームで2億5000万円の売り上げを見込む。
「消費増税後、引き合いの落ち込みはあるでしょうが、中古についてはしばらく動きそうです。そのため大型リフォームはそちらでカバーしていこうと考えています」(森江社長)

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