賃貸住宅を中心にリフォーム・リノベーションを行う朝日リビング(大阪府大阪市)は、太陽光発電の売電収入でリノベーション費用が賄える「ZEROリノベーション」のサービスを開始した。
ZEROリノベーションは、賃貸物件をリノベーションする際に産業用の太陽光発電システムを設置。産業用は条件をクリアしていれば発電した電力の全てを20年間固定金額で買い取ってもらえるため(例:10kW以上の太陽光を設置した場合、20年間1kWhあたり34.56円で買い取り)、システム設置の費用を差し引いてもリノベーション費用を捻出することができ、安定した収益を生み出せる。
物件によってリノベーション費用は異なるが、なるべく売電収入が費用を上回る物件を対象に提案していく考え。中でも屋上が100㎡以上で日照条件が良い物件は、売電収益が上がりやすいので特に勧めていくという。「空室対策を望むが資金が足りないという声に応えたかった」(同社広報)。
なお同社の前期売上高は89億円、今後は3年後に売上高100億円達成を目標としている。

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