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北洲、大型木造ショールーム開設へ

北洲、大型木造ショールーム開設へ

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 北洲(宮城県黒川郡)は岩手県盛岡市で大型ショールームをオープンする。コンセプトは「環境負荷を低減する、木造建築のサスティナブルショップ」。木材を用いた長期にわたって活用できる建物作りと省エネ化がテーマだ。

9月にオープン予定
9月にオープン予定

 店舗は2棟2階建て。延べ床面積は約1107平米。木造軸組工法2階建てとツーバイシックス2階建ての2つの工法で建設している。建物内には事務所とショールーム機能を保有する。同社が盛岡市内に展開する不動産、住宅販売、リフォームの各事務所を統合し、一般消費者にワンストップでサービスを展開する内容になっている。

 建物の建設では、技術的な新しい取り組みとして3点に注力している。1点目は、縦12m横18mの大開口フレームの採用。2点目は次世代集成材として注目を集める国産CLT(クロスラミネーテッドティンバー)の床への施工。3点目は、200ミリのダブル断熱。これは同社が国内独占販売権を持つ、アルセコ社(ドイツ)の外張り断熱システムによるものだ。

 ショールームは今年2月から建設を開始した。今後は5月15、16日に構造見学会を開催。7月末に竣工、9月にオープンする予定。

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