(写真:会場には約1万4000人が来場し、終始人が溢れていた)
リフォーム産業新聞社が主催する日本最大規模のプロ向けリフォーム展示会「リフォーム産業フェア2025」が9月17・18日、東京ビッグサイト南3・4ホールで開催された。2日間で1万3665人が来場し、南1・2ホールで同時開催の「賃貸住宅フェア」の来場者1万3838人と合わせて2万7503人が足を運んだ。今回のテーマは「新時代の夜開け」。新築着工数の減少や労働力不足など、従来型住宅ビジネスが厳しい環境に直面するなか、新たなビジネスの形や市場の方向性を探る場となった。
簡易施工が人気
今回のフェアでは、住宅の資産性向上につながる商材やサービスが多数出展した。
まず目を引いたのが、塗料だ。KFケミカル(東京都港区)は無機塗料「Kire-ie(キレイエ)シリーズ」(1)を展示した。曖昧な耐用年数ではなく、明確な保証年数を複数ラインナップ。強烈な太陽光や潮風にさらされる沖縄県宮古島で塗料の暴露試験を行い、そのデータに基づいて開発を行っている。今泉桂執行役員は「新築の着工件数が減少しているため、多くの塗料メーカーは以前よりもリフォーム需要を重視しています。今回のリフォーム産業フェアで、Kire-ieの品質の高さをしっかりとアピールしたいですね」と語った。
装武(東京都足立区)は、サイディング壁材対応の次世代塗装工法「SBアート」を展示。下地の壁材を剥がさずに施工することができるため、工期の短縮とコスト削減が可能だ。90年代に施工されたサイディング壁材は厚みがないものが多く、傷んでしまっている場合が少なくない。そのような住宅のリノベーションに使用することを想定している。
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