暮らしのイメージ検索サイト「feve casa(フェブカーサ、運営エヌ・ディ・エヌ)」でWEB販促を支援する新サービス「powered by feve casa(パワード・バイ・フェブカーサ)」が6月15日から始まった。
住宅会社が弱い、モバイル対応、動画作成などを代行するサービスで、WEBでの受注拡大をサポートする。

WEB販促をサポート
フェブカーサは2014年にオープンした住空間デザインの集約サイト。直観的に選んだデザインから、設計事務所や工務店の選別ができるほか、集めたデザインをカード状にして無料送付してもらうサービスもある。「家づくりにワクワクを」というコンセプトのもと、新しい住まいづくりを支援する。開設から約1年半、掲載デザイン数は約2万件。利用企業数は700社、月間のPV数は30万件となった。
今回、多数のリフォームや新築住宅検討者が集まるフェブカーサの集客力を利用した、事業者向けのサービスを開発した。
新サービスのパワード・バイ・フェブカーサでは、月1万円か2万5000円の費用でWEBが苦手な事業者を支援する。その目玉が動画作成サービス(2万5000円のみ)。できた動画を使ってイベント集客や自社のプロモーションを行うことが可能となる。
「ネット印刷などでチラシ集客費用が前よりかからなくなったとしても、1万枚まいて1人集客できるかどうかが実態です。動画を使った新たな集客が可能になります」(中野聡社長)
月額2万5000円の中には、年間12回までの動画作成費用が含まれる。内覧会やお客さんイベントごとに動画が作成でき、完成した動画はホームページやフェイスブックでも活用可能だ。
また、今回のサービスには、新たなモバイル閲覧対応もメニューに含まれており、各社が持つホームページとは別にサイトが構築できる点もメリット。加えて、フェブカーサの中で、上位検索される利点もつく。
「新サービスコンセプトは『イベント集客法が新しい』『将来顧客の創出方法が新しい』『マーケットへの戦略が新しい』です。黒子として、WEBが弱かったり、行う人材がいない企業のお手伝いをします」(中野社長)
同サイトの基本使用料はプロ、エンドユーザーともに無料。年内に利用企業数1000社、10万デザインの掲載、100万PVを目指す。

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