北王(北海道札幌市)は年2回のオープンハウス開催による集客に注力する。同社は、6月27日から7月12日までの6日間、札幌市手稲区の戸建て住宅でオープンハウスを開催した。1日当たりの来場は10~20組。
「来場者の成約率7~8割。体感によってリフォームを後押しするように心掛けています」(中澤広美リフォーム部部長)

実際にリフォームを体感してもらうことが高い成約率につながる
オープンハウスにおける工夫は3点ある。1点目は、現在提案中の顧客の来場を促すこと。「普段紙やモニター画面で提案しているプランが、どのような形になるのかを肌で感じていただけので、商談が前向きに進みます」(同氏)
2点目は、A3サイズでパネル化した工事前の室内画像を用意し、手に持ってビフォーとアフターを比較できるようにしていること。3点目は、家具やインテリアを室内に配置し、より生活の雰囲気を演出すること。同社の運営するインテリアショップの取扱商品をリノベのイメージに合わせて、スタッフがコーディネートしている。
「提案中のプランが会場内の類似点を来場者1人1人に説明しています。『ここはプランと同じなんですね』とお客様も実感していただき、好評です」(同氏)
同社の前期年商は14億円。うちリフォーム売上高は2億2000万円。

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