年間2億円ほどのリフォームを受注しているビッグワン(宮城県仙台市)は、イベントを行う際に4つの会場を使い分けている。土日2日間のイベントを年10回開催し、毎回約40組が来場。1回あたり、1000万円から2000万円ほどのリフォームを受注している。
「来場されるのは、会場近辺の方々が多いです。場所を変えると来場者も変わってくるので、アピールできる層の幅が広がります」(大泉一成社長)
会場は、仙台市と石巻市にある、LIXIL、クリナップ、タカラスタンダードの各ショールーム。40組ほどの来場者の6割からは、キッチンやバスなど水まわり中心に現調を獲得。来場者の中心は50 ~ 60代で、夫婦での来場が多い。

にぎわうショールームイベント
告知のメーンは、会場の周辺5Kmほどのエリアに6万~10万部配布するチラシ。イベントの初日となる土曜日の朝刊に折り込む。また、チラシには目を引くように、数量限定の目玉商品を掲示。赤字覚悟で、通常31万9000円の「エコジョーズ」を7万7000円で提供するといった値下げをしている。その他、同社でリフォームを行う際に利用できる割引もユーザーに好評。

目玉商品でアピールするチラシ
「今後は塗装に力を入れていこうと考えており、塗装に特化したイベントの開催も予定しています」(大泉社長)

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