作業着をスポーツチーム風に一新 ユニフォームで一体感

　地盤沈下修正を手掛けるアップコン（神奈川県川崎市）は、ブランド力を高めるために、ユニフォームをリニューアルした。

スポーツチームのようなユニフォーム

　デザインのコンセプトは、「likea professional sport team」。プロ意識を持った集団として、仕事に取り組むという意味が込められている。まるでスポーツチームのユニフォームのようなデザインが特徴。ジャケットとズボンだけではなく、ポロシャツ、長袖シャツ、靴、帽子までをトータルでコーディネートしている。メーンの色はコーポレートカラーである青。

　ユニフォームは、一般に流通している衣類を独自にカスタマイズして製作。2種類の会社ロゴや12周年を記念した「12」という番号などを取り付けている。中でも、ジャケットの背中に入れた社名は、よりチームの一体感を演出している。襟の立て方など、着こなし方も細かく規定。臭いが付かないように、ユニフォーム着用時の喫煙は禁止。

　また、同社は、現場で働く女性を「土木女子（ドボジョ）」として積極的にアピールしている。現場に出る社員の2割が女性。このため、女性の体型に合うユニフォームも専用に作っている。

　「ブランド力を高めていくためには、社員全員が同じ意識を持って、同じ方向を向かないといけません。そこで、チームとしてのユニフォームを作りました」（松藤展和社長）