パナソニックES社、HEMS設備の価格引き下げ

　パナソニックエコソリューションズ社（大阪府門真市）はZEH住宅の本格的な普及に向けて、HEMS対応住宅分電盤「スマートコスモ」を9月21日より価格改定する。

　2014年5月21日に発売したHEMS対応住宅分電盤「スマートコスモ」は、これからのZEH住宅に対応する住宅電気設備の中核となる商品。この商品の価格を2万4,100円～18万8,000円に改定。従来品と比べ、約8％～18％（5,000円～５万円）価格をダウンすることで、"創エネ・蓄エネ・省エネ"を快適に実現する家庭の新たなスタンダード設備として普及拡大を目指す。

　スマートコスモの現在の生産能力は年2万4,000台だが、16年度には15倍の36万台にまで引き上げる。18年度の販売目標は、14年度の約47倍となる33万台で、うち２割はリフォームによる設置を見込んでいる。同社の創エネ対応住宅分電盤のシェアは、14年度で約70%。これを18年には年80％以上への拡大を狙う。